最終更新: 2025-10-17 | 読了時間: 約9分
顔面偏差値の精度は撮影条件で大きく変わります。正面・水平・適正距離・明るい順光・髪で隠れないという4原則を守り、ビューティーフィルタはOFFに。同じ条件で2〜3回撮影して中央値を取れば結果も安定します。
顔面偏差値診断の結果は、撮影条件で大きく変わります。入力がダメなら正確な結果は出ない。逆に言えば、適切な条件で撮れば結果も安定します。
守るべき基本は4つ。
顔を正面・水平・中央に。傾きゼロ、目線は水平。少しでも斜めになると、黄金比や三庭五眼で測定される顔のバランスが歪んで評価に影響します。
距離は肩から胸が入るくらい。近づきすぎると、広角レンズの歪みで輪郭や鼻が実際より大きく写る。腕一本分くらいが目安です。
明るい順光で、反射なし。逆光や強い影、メガネへの反射は、AIがランドマーク(目頭・鼻翼・口角)を正確に検出できなくする主な原因。
目・眉・輪郭が髪で隠れないように。表情はニュートラル。笑顔や怒り顔だと、パーツの位置や形が変わって評価がブレます。
撮る前に、これだけ確認してください。10秒で精度が大きく変わります。
ビューティー・美肌フィルタはOFF。多くのスマホに標準搭載されてる自動補正機能は、AIの評価を歪めるので必ずOFFに。
カメラは目の高さで水平に。上から見下ろしたり、下から見上げたりすると、顔の比率が実際と違って写ります。
顔の左右・上下が中央寄りに。画面の端に寄っていると、検出精度が落ちます。
正しい撮影方法で診断すれば、より正確な結果が得られます!写真は即時削除で安心です!
角度・距離・光・隠れの4つの失敗パターンと、正しい撮り方。
よくある失敗例とその改善方法を具体的に。
NG: 斜め上・斜め下から撮ると、顔長や目間隔が実際より歪む。俯瞰構図だと顔が短く見え、煽り構図だと顔が長く見える。
OK: カメラを目の高さ、正面に。鏡で自分の目を見るときの角度が理想です。スマホを手に持つなら、脇を締めて安定させ、レンズが目と同じ高さになるよう調整してください。
NG: 近距離の超広角撮影は、輪郭と鼻を膨張させる。自撮りで顔をアップにしようと近づきすぎると、レンズの歪みで実際と違う比率になります。
OK: 腕一本分離す。焦点距離は35〜50mm相当が理想。スマホの標準カメラ(等倍ズーム)で、肩から胸が自然に入る距離感がベストです。セルフタイマー使って、少し離れた位置から撮るのも有効。
NG: 逆光(背後からの強い光)、強い影(片側だけ暗い)、メガネへの反射は、ランドマークの誤検出を引き起こす。窓を背にして撮ると逆光になりやすく、顔が暗く写ります。
OK: 明るい室内で窓に正対し、顔全体に均等な光が当たるように。レンズとメガネは拭いて、反射を最小限に。曇りの日の屋外も、柔らかく均一な光が得られるので適しています。
NG: 前髪で眉や目が隠れる、マスクや大きなピアスで顔の一部が覆われると、AIは正確にランドマークを検出できません。
OK: 目と眉、輪郭が見えるよう整える。髪は耳にかけるか、ヘアバンドで上げるなどして、顔のラインがはっきり見えるようにします。ピアスやネックレスなど、顔の輪郭に重なるアクセサリーは外してください。
撮影直前に5項目を確認すれば、精度が上がります。
撮る直前に、これを確認。
カメラは目の高さ・正面・水平に。鏡を見るときの自然な角度が理想です。
顔は中央に配置され、頭頂から顎まで収まる距離か。顔が画面いっぱいになりすぎず、適度な余白があることが大事。
充分な明るさがあり、逆光や反射がないか。顔全体に均等な光が当たっているか確認してください。
髪で目・眉・輪郭が隠れていないか。特に前髪や横髪が顔にかかっていないか注意。
表情は無表情に近いニュートラルか。自然な状態で、口を閉じ、力を抜いたリラックスした表情が理想。
同じ条件で2〜3回撮影し、中央値を採用すると偶然の誤差を平均化できる。
一度で完璧な写真を撮るのは難しい。再撮影を前提に、次のコツを。
同じ場所・距離・明るさで2〜3枚。時間帯や場所を変えると光の条件が変わり、結果にばらつきが出る原因になります。できるだけ同じ条件で複数枚撮って、比較できるようにします。診断精度を安定させる詳しい方法は、精度記事をご確認ください。
スマホを固定し、セルフタイマー2秒で。手持ちだと微妙なブレが生じやすい。スマホスタンドや本を積んでカメラを固定し、タイマー撮影でブレを防げます。
複数枚の中央値や最頻値を参考に。3回撮った結果が偏差値55、57、56なら、中央値の56を最も信頼できる値として採用。極端に高い値や低い値は、撮影条件のズレによる誤差かもしれません。
リアルタイム補正・顔補正はすべてOFF。美肌モード、デカ目モード、小顔モードなど、自動補正機能は必ずOFFに。加工された写真では正確な評価ができません。なお、アップロードした写真は診断後に即時削除されるので、加工なしの写真でも安心してご利用いただけます。
Q. どの距離がベスト?
肩から胸が自然に入り、顔が画面の6〜7割を占める距離。具体的には腕一本分くらい。遠すぎると解像度が低下し、近すぎるとレンズ歪みが生じます。
Q. 眼鏡は外すべき?
反射やレンズ縁がランドマーク検出を妨げるなら外すのが無難。透明レンズで反射がなければ、着用のままでも可。ただしフレームが太い眼鏡は、輪郭検出を妨げる可能性があって、可能なら外してください。
Q. 加工アプリの画像は?
輪郭や目のサイズが改変されるため非推奨。ビューティーアプリやSNOWなどのフィルターアプリで加工された写真は、実際の顔と違う比率になっているので正確な評価ができません。素の写真で撮影してください。
撮影ガイドを参考に、正確な診断を体験してみてください!
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